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花粉症に鍼灸治療…?

少しずつ暖かくなってきてそろそろ花粉症の症状が出ている方も多いのではないでしょうか。

花粉症はスギやヒノキなどの植物の花粉が目や鼻の粘膜に付着することによって、花粉から身体を守ろうと過剰に反応するために鼻の症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)や目の症状(かゆみや充血)、喉の痛み・かゆみなどの症状が現れます。

日本人の約4割がスギ花粉で悩まされていると言われていますが、実際には約60種類もの植物が花粉症を引き起こすと報告されているようです。


なぜ花粉症に鍼灸治療がいいのか


身体はもともと細菌やウイルスから身を守るための免疫機能があり、その中心的な役割として血液中の白血球があります。

白血球の数や働きは自律神経の影響を受けています。

そのため、不規則な生活やストレスによって自律神経のバランスが崩れると、白血球に影響し免疫力も低下して、花粉症にもなりやすくなってしまいます。

この自律神経のバランスを整えてくれるのが、鍼灸治療です!!

鍼灸治療により、自律神経のバランスを整えることで、より良い睡眠をとれるので疲れにくくなり、体調がよい状態が維持されるので花粉症が起こりにくくなるのです。


鍼灸治療はいつからどのくらいの頻度でやったらいいのか


毎年スギ花粉は今の時期2月から3月頃がピークを迎え、その後ヒノキ花粉がピークになってきます。

スギもヒノキもどちらも症状が出てしまう方は長く辛い期間に鍼灸を受ける方が多いですが、一番のピークよりも1ヶ月程度(もしくは症状が軽いうちに)早く治療を受けた方が効果的です。

1回施術をして症状が出なくなる方もいらっしゃいますが、週1回~2週に1回程度ピーク時は通うことで軽い症状でいられる方もいらっしゃいます。

個人差がありますのでお気軽にご相談ください。


自分でできる花粉症対策は…


夜更かしが続いたりして睡眠不足になったり、仕事や人間関係のストレスを溜め込んでしまうと、免疫やホルモンバランスが崩れやすくなり、花粉症が悪化してしまいます。

規則正しい生活はもちろんですが、趣味やスポーツでストレスを発散したり、身体が疲れていると思ったらマッサージや鍼・リラクゼーションでケアをして休養してあげることも大切です。

ただアルコールの飲みすぎや喫煙は注意が必要です。

お酒は血管を拡張させ、体内に熱が生じ、炎症を強めて鼻づまりや目の充血などの症状を引き起こしてしまいます。

アルコールの分解には肝臓が重要な役割を果たしていますが、東洋医学的にも【肝】は体内に入った異物(花粉など)の解毒や排出に重要な役割をしています。

お酒を控えることで肝の花粉を解毒・排出させる機能低下を防ぎ、よく働けるようになります。

しかしどうしてもお酒飲みたいときは飲む量や回数を減らしたり、お酒と同時にお水をたくさん摂ったり、翌朝お味噌汁を飲んだりと肝臓を助けるようにしてあげてください。

花粉症の薬を飲んでも変わらない方、症状が軽いうちに鍼灸治療を試したい方などお気軽に当院にご相談ください!

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