BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ
  4. 肩こりと腕のしびれがあるときの対処法・予防策について
宇都宮市の整骨院・鍼灸院なら葵はりきゅう整骨院の肩こりと腕のしびれがあるときの対処法・予防策について

肩こりと腕のしびれがあるときの対処法・予防策について

日常生活や仕事などで「肩こり」になった経験がありませんか?

肩こりは誰にでもなる可能性があり、実際にたくさんの人が肩こりに悩まされていることでしょう。人によって生活環境や体型には個人差があるため症状の程度も異なります。

つい「いつものことか」と軽く見過ごされてしまいがちな肩こりですが、肩こりを放っておくと症状が悪化してしまい腕にしびれをきたすような「神経症状」を伴う症状になることもあるのです。

しかし、肩こりはあらかじめ対処法や予防法を知っておくことで症状を軽くすることもできます。肩こりでつらい思いをしないためにも、自身でできることは取り組むようにしましょう。

この記事では肩こりの原因や対処法、肩こりが悪化し腕のしびれなどの症状が出てしまった際の注意点について解説していきます。

骨や関節などの病気が関係しているかも

肩こりは一般的に肩周りや肩から首にかけての筋肉の緊張症状(硬くなる)とされますが、なかには肩こりではなく関節や骨が原因で痛みが発生している場合もあるため、普段の肩こりと症状が違ったりあまりにも痛みが強い時はときは専門家の判断を仰ぎましょう。

・肩関節周囲炎(いわゆる四十肩や五十肩など)
・頸椎椎間板ヘルニア

これらの症状である場合はもはや肩こりではなく肩の関節や頸椎(首の骨)付近の損傷となるため、整形外科や接骨院での保険適応の治療となります。

接骨院に従事する「柔道整復師」もこれらの症状についての鑑別が可能であるため、すぐに受診することでただの肩こりではなく関節や骨付近の損傷であることを判別することができるでしょう。

保険適応の症状であるためしっかりと通院し、早期に症状の改善を図りましょう。

一般的な肩こりの原因と対処法

では一般的な肩こりにはどのような症状がみられるのでしょうか。

肩こりは首や肩周りの筋肉が緊張することによる(硬くなって)痛みや重だるさを主症状とします。人によっては頭痛や吐き気などの症状を伴う可能性があるため、一概にただの肩こりだからと軽視するのはおすすめしません。

ここでは一般的な肩こりの原因や症状、対処法について解説していきます。人によって症状の度合いは異なりますが、肩こり発生の条件に大きな差はないためあらかじめ肩こりについての理解を深めることはメリットとなるでしょう。

肩こりの原因

肩こりは首や肩和周りの筋肉が緊張した結果、重だるさや痛みを生じます。

これらの筋肉が緊張してしまう理由は以下の通りです。

・姿勢が悪い
・デスクワークなど同じ姿勢でいることが多い
・筋肉が冷えている(血流が悪い)
・運動不足

このような項目に当てはまる人は肩こりを発症しやすいといえるでしょう。

もちろん人によって年齢や性別、骨格や筋肉量は異なるためどのような条件で肩こりになるかを断定することはできません。

しかし、一般的には筋肉に何らかのストレスがかかることでこういった緊張症状が発生することが多いとされています。

ひどいときには腕にしびれが出ることも

肩こりの症状は痛みや重だるさが多いですが、症状が長く続いたり筋肉の緊張が強いと人によっては腕にしびれといった神経症状をきたすことがあります。

神経は骨や筋肉の間を通り身体全体に走行していますが、この神経が通っている筋肉の緊張が強くなることで神経の通り道が狭くなってしまうことがあるのです。

その際神経が圧迫されてしまうと、その神経が支配している部位にスムーズに感覚を伝えることができなくなってしまい、痛みやしびれを引き起こしてしまいます。

特に首や肩和周りを走行している神経は上肢(腕や手、指)を支配している神経であるため、その部分の神経が圧迫されることで腕や指にかけてのしびれや痛み(放散痛)を伴うことがあるのです。

肩こりになった際の対処法

肩こりを感じた際は首や肩周りの筋肉が硬くなってしまい血流が悪くなっていることが多いので、自身で動かしたりそれまでとっていた姿勢とは異なる姿勢をとると良いでしょう。

デスクワークをしている人であれば、イスから立ち上がり方を大きく回したり首を回してみるなどしてみましょう。1時間以上同じ姿勢をしているとどうしても筋肉が硬くなりやすいため、こまめな休憩が必要となります。

筋肉は動かすことで血流が良くなるため、ほんの数分でも動かすだけで軽い肩こりであれば大幅に症状は軽快するでしょう。

また、血流を改善し緊張を緩和するために筋肉を「温める」ことも有効です。毎日入浴時に湯舟で身体全体を温めたり、冬であればホッカイロのようなものをこってしまった部位に当てることで血流が改善します。

無理に自分で治そうとしないこと

肩こりになってしまい自分で何とか治せないかと考える人もいるでしょう。

症状が軽いものであれば自身で緩和することは可能ですが、あまりに痛みやだるさがつらいようであればあまり無理に治そうとしない方がいい場合もあります。

無理な力をかけてしまったことでかえって症状が悪化することもあるため注意が必要です。

肩こりは予防することも可能

肩こりはある程度自身で予防することも可能です。

・同じ姿勢で長時間過ごさない
・身体を冷やさない
・適度に身体を動かす
・風呂上がりにストレッチをする

仕事などでデスクワークを行う場合は適度に休憩を取るようにしましょう。またイスの高さや机の高さ、パソコンの位置などにも気を付け姿勢が悪くならないようにするのも大事です。

冬場などは特に身体を冷やさないよう気を付けるものですが、実は夏場の「クーラー」も肩こりの原因として大きく影響しています。汗をかいた身体が急速に冷えることで筋肉が緊張するため、夏でも注意が必要です。

また、駅では階段を使ったり一駅分歩いてみるなどの軽い運動も取り入れることをおすすめします。普段身体を動かす習慣がない人は、筋肉の柔軟性が悪くなります。

そうなれば血流も悪くなり、肩こりになる原因となる可能性が大きいのです。

症状がひどい場合は医療機関や接骨院などを受診しよう

肩こりになってしまった際自身で治そうと動かしすぎてしまったり、無理な力を加えるのはやめておきましょう。

よく自分で首を「ぼきっ」と鳴らす人がいますが、一時的に筋肉に強い力を加えることになるため加減を間違えてしまうと筋肉や関節を痛めてしまうことになるためおすすめしません。

自分で動かして鳴らすということは筋肉が緊張しているところにさらに強い力をかけることになるため、一般人が勢いでやってしまうと実は危険なのです。

あまりにも症状がつらい場合は医療機関または当院をはじめとした整骨院・接骨院を受診しましょう。

放置せず、早めに相談しましょう

肩こりは誰もがなる可能性がありますが、人によっては痛みやだるさだけではなく腕にしびれを伴うような神経症状をきたすこともあると覚えておいてください。

神経症状は一度発症すると治るまでにある程度の時間を要するため、仕事や日常生活にも大きな支障をきたすでしょう。

自身である程度予防をすることも可能なので、あらかじめ肩こりになりやすい人は対策をしておくと良いでしょう。しかし、無理な力を加えたり強く筋肉を動かすようなことはおすすめしません。

さらに症状を悪化させてしまい、それが原因で神経症状を発症してしまうこともあるからです。そのような場合は必ず医療機関や接骨院を受診し、適切な処置を受けましょう。

ただの肩こりだからと放っておくとその後症状が強くなってしまうこともあるため、なるべくであれば早期に対処することがポイントです。

現在肩こりに悩まされている人や、元々肩こりになりやすい人はこの記事を参考に早期の改善を目指してみてください。

カテゴリー